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ドクターストップ

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葉桜と八重桜が混在。
そんな季節になりましたとさ。

先週、ひょんなことからドクターストップがかかってしまい、日曜日のかすみがうら10マイルはDNSとなってしまった。
しばし休息中だったみなみさんをお誘いしての参加だったのに、誘った私のほうが走れなくなるというなんとも情けないことに。

走れなくとも応援はできるので、かすみがうらまで遠征。
やっぱり走らなくて良かったんだなと、納得できたのは○だったかも。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ことの起こりは先週の月曜日。
朝起きてみたら、右の耳に閉塞感がある。
プールで耳に水が入って詰まったときのような。
前日の日曜日は、午後から夢の島競技場へ出かけて、RUN友caminoさんに中古シューズを6足引き渡してきた。
そのときも、特に異常は無かったし、何事もなく日曜日は過ぎたのに、月曜の朝になったら異変がある。

その日は休日で、夜半から雨が降っていたこともあり、一日家で大人しくしていた。
そのため、特に不便を感じることも無く、違和感はあるけれどやりすごすことができた。

火曜日になり出勤。
駅について強い異変を感じる。
駅の構内放送が耳障りなのである。
電車に乗ってみると、「ガタンゴトン」という電車特有の音とか、車内放送が耳障りに感じる。
右の耳は閉塞感だけでなく、耳の中で音が響いているのである。
総武線に乗り換え、あと2駅で下車という市ヶ谷駅で、とうとう気分が悪くなって電車を降りてしまった。
あと2駅、でもがまんできそうにない。
しばらくホームでしゃがみこんだが、少し早めに家を出ていたこともあり余裕もありそうなので、タクシーに乗って職場に向かった。
(多少道路混雑にあっても大丈夫だろうという余裕・・・道は空いていた)

仕事を始めてからも耳の違和感は抜けない。
仕事をしながらネットで調べてみる。
どうも、早めに診てもらったほうがよさそうだな・・・。

仕事を始めて1時間、今日は別室で作業をするはずの課長が戻ってきた。
「このままこっちにいますか?」と尋ねると、いる、という。
課長がいるなら、私が離れても大丈夫かな(電話番をする頭数が確保したかった)。
そう思い、課長に相談した。

「昨日から、耳の調子がおかしくて、外来受診したいと思うんですが。。。今日か明日にでも。」
すると、課長は
「今すぐ行けばいいよ。」
と言ってくれた。
確かに、翌日のほうが作業が立て込んでいて、抜け出す時間はない。
今日のほうが都合が良いなということは、私自身もわかっていたのだ。

同僚達に簡単に説明して、そのまま耳鼻科の受診に行く。
カルテの作成も初診の受付もスムーズだった。
初診の診察に入ると女医さんだった。
症状を告げる。

・右耳の閉塞感から始まっていること
・耳抜きをしてみると一時的に良くなったように感じるが、すぐに閉塞感がでること
・症状は前日の起床時に始まり、その前日は違和感はなかったこと
・去年9月の健診では聴力検査に全く異常はなかったこと
・めまいはないこと
・通勤時耳障りのせいで気分がわるくなったこと

その時点で告げられる(自覚している)ことは、このくらいだった。

女医さんの話では、耳の中のリンパ管が浮腫んでいることが閉塞感の原因ではないか、ということだった。
念のため、聴力検査をしましょう、ということで、検査室に回される。

左右の耳同じように、聴力を調べる。
右側だけは骨導の検査もする。
骨導は初めて経験したが、あんなふうにはっきりと、普通に耳で感じ取るのと同じように聞こえるものなのかと驚いた。

検査の結果。
右耳の聴力が左に比べ、どの音域も若干落ちていること。
特に4000Hzの音域の聴力が極端に落ちていること。
8000Hzの音域は4000に比べると良いが、正常域を下回っていること。

普通健診では、1000Hzと4000Hzの検査をするが、検診で異常が無かったのに今回異常が出ているということで、急に症状が起きてきたのではないか、と言われた。

結果、突発性難聴。

受診前に調べて、もしかして?と思った予感は的中した。
症状がでて2週間以内の治療が大きく関わるらしいと知り、急遽受診を決めたのだが、外れていなかった。

原因ははっきりとはしていないが、疲れとストレスだと。
「眠れていますか?」 と聞かれ、「ものすごーく寝ました。」 と、前日のことを思い出す。
「ストレスは?」 と聞かれ、「ものすごーくあります。」 と、ここ数年の葛藤を思い出す。

診断書を出しますから、1週間仕事を休んだら? と言われたが、3人チームの1人が病欠している今、私が休むわけにはいかなかったのだ。
診断書は丁重にお断りする。
無理はしませんと宣言。
女医さんは、
「症状が強ければ、即入院で投薬治療です。」
と付け加えていた。
症状がでてすぐに受診したことと、聴覚異常の音域が限られていたことで、そこまでしなくても良かったらしい。

すぐさま投薬開始。
ステロイドを使うと言う。
え~、食欲旺盛になっちゃうかもしれない~。
でもこの場合、それ以外の方法はない。
まず、コレが最優先されなくてはならないのだ。

投薬量はプレドニゾロン(ステロイド剤)30mg/日×3日、20mg/日×3日。
他に、循環促進剤。ビタミンV6製剤、胃薬。
1週間服用して月曜日に再受診を指示される。

服薬中の生活の注意を聞いてみた。
「運動はしても良いですか?」
女医さんは私の顔をじっと見て・・・

それをすることで、気分が良い、ストレス発散できるというならしてもかまいません。
運動することで気分転換になるのは良いことです。
しかし、どっと疲れるようなことはやめておいてください。

そりゃそうだ。
1週間仕事休んで安静にしろ、ひどい場合は入院なんだぞ、という病気で、ちょっと軽そうだからマラソン走ってもいいですか?と言ったって、許可が出るわけがない。
次の日曜日はかすみがうらなんだけどな~、と思ったけれど、私にとって10マイルは疲れる距離、走らないのが正解と認知した。

職場に戻って課長に報告。
「1週間仕事を休めと言われましたが・・・。」  ・・・課長の顔が引きつる。
「そりゃ無理です、と言って断りました。」 ・・・課長がうんうんと強く頷く。

「原因は~、なんだ~?」 と言われたので、「ストレスです!!!(強く即答)」 ・・・課長沈黙。

以前からお世話になっている自由が丘の医師(通称:グルメ医者)が、自分の患者さんで、突発性難聴やら内耳の石灰化などで聴力が落ちた患者さんに、ビタミンB群の注射をしたら劇的に回復した、という話をしていたのを思い出した。
一発で良くなるかどうかというより、試してみたほうがいいかな、と思い、グルメ医者に連絡をし、終業後自由が丘へ。
グルメ医者夫婦(夫婦で医者)と師長さんに今日のことを説明すると、そろって「1週間仕事を休め」と言う。
もうそれは、仕事に行ったらただじゃおかんぞ!というくらいの勢いだったので、「はいはい」と聞いておいた。

注射をしてもらう。
師長さんはさすがの上手さで、痛くも無ければ辛くもない。
速攻で効いたという感じではないが、実は翌朝腰から下がとても軽かった。
体が楽になったという実感はあった。
胃潰瘍や胃炎の経験のある人だと、内服薬では充分に吸収できないこともあるので、注射がいいらしい。
と言っても、そうそう注射をしてくれる病院なんてないけれど。

結局、仕事を休むわけにも行かず、予定通り勤務して、1週間、次の診察を受けた。
聴力検査では、問題の右耳は左とほぼ同じまで聴力は回復していた。
ただ4000Hzの聴力はあまり回復しておらず、8000Hzは幾分回復して、正常範囲まで戻っていた。
一応、ステロイド剤の効果があったということになるらしい。
ほぼ回復ということでステロイドは中止。
ただ、一気に内服をやめてしまうと、また逆戻りということもあるので、ステロイド以外の薬は1ヶ月間服用継続、ということになった。

「楽しいことをやっているときは、耳鳴りもあまり気にならないでしょう?
そんなふうに、何かに熱中していると気にならないものなのです。
気にしていると、そのことばかりに気をとられるので、
おおらかに楽しく過ごしてください。」

という先生の言葉。
確かにね。
聞こえないかも? 響いてるかも? くぐもってるかも?
そんなことを気にしていると、余計に悪く感じている気がする。

あとは体調にも左右されているみたい。
あんまり神経質にならずに、疲れないようにだけ気をつけよう。

運動のことは特に言われなかったけれど、体調をみながら、少しずつ走りのほうも再開していければ。
また走れない体になってしまったようだから・・・。



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コメント

早く病院に行って正解でしたねsign03
確かに最近のお医者様は注射しませんね。
よく注射のほうが効くのに・・・と聞きます。

とにかくお大事にして下さい。

投稿: Naomi | 2010/04/24 21:04

大変だったね。
少しは落ち着いたみたいで良かった。
応援は、ストレス発散になったかな。
人のからだって、ほんと、不思議。
仕事、休めそうにないから、
なんとか、ストレスを発散できるといいね。

投稿: とだひ | 2010/04/24 21:43

♪ Naomiさん ♪

ご心配いただき、ありがとうございます。
最近、心配してもらってばっかりですね(笑)
日ごとに、本当に微妙ではありますが、良い方へ向いているような気がします。
耳鳴りも軽くなっている感じです。
すぐに医者にかかれるかどうか、タイミングが大事だったと思います。

さて、その「ビタミン注射」ですが、どうやら、マラソンの前に打って貰うと効き目が出るようです(笑)。
さて、それはドーピングになるのでしょうか?
それより、グルメ医者に走っていることがバレルとまずいので、マラソン前には打ってもらえませんが(笑)。

投稿: 海実子(みみこ) | 2010/04/24 21:48

♪ とだひさん ♪

大変だったのは、実は今週の火・水曜日。
特に、水曜日は絶不調で、どうなっちゃうかと思ったくらいですが、翌日は生まれ変わったかのように楽になり、それから本当に微妙にですが、良い方へ向かっている実感があります。
「ここが一番!」というときに休めなかったのは悲しいのですが、仕事は普通にできちゃうので、周りも(特に上司)あんまり気にしていなかったようで。

楽しいことに熱中するのが一番いいみたいです。

とだひさんも、4週間、頑張ってますねー。
だんだん、仕事が面白くなってきますよー。

投稿: 海実子(みみこ) | 2010/04/24 21:50

ジョグノートで耳の調子が悪いことを知って、もっと早くお見舞いの言葉をと思いつつ、何と声を掛けていいかわからず、逡巡していました。
というのも、私の会社の同期にも突発性難聴になった人間がいて、一方の耳はほとんど聞こえないと言っていたからです。
突発性難聴って怖いなあと思っていました。

でも、海美子さんは初期の治療が早かったので、かなり回復されたようでホッとしました。
海美子さんの責任感には、いつも頭が下がります。でも、適度な休養がが必要ですよね。
仕事が本当に大変そうですが、うまくストレス抜きをしてくださいね。お大事に。

投稿: けい | 2010/04/26 05:32

♪ けいさん ♪

ご心配いただき、またお心遣いいただきありがとうございます。
おかげさまで、自宅にいる限りは耳鳴りも閉塞感も気にならないくらいになりました。
職場や外では雑音も多いので、閉塞感がクローズアップされる感じはありますが、初期の症状とは明らかに変化があったと思います。
初期に治療が受けられたのが幸いでした。

けいさんの同期の方は、かなり不自由な思いをされているようですね。
知合いの看護師は、一様に「それは大変!」と言います。早期発見早期治療が重要な疾患のようです。

こんなふうに体のどこかに症状として出てくるとは思いませんでした。未熟者です(笑)。
ご心配をおかけしないよう、ストレスを上手く抜けるように気をつけていきたいと思います。

投稿: 海実子(みみこ) | 2010/04/27 21:35

本当に初期の段階で受診できてよかったです。突発性難聴と聞いた時は驚きましたが・・・回復に向かっているとのことでほっとしました。

かくいう私は、昨日から発熱してダウンです。マラソンでかなり体力を使い果たしてしまったようです~。
せっかくの連休なのですが、前半は無理せずゆっくり休もうと思っています。
海実子さんも無理せずお大事にしてください。

投稿: みなみ | 2010/04/28 20:13

♪ みなみさん ♪

ご心配おかけしました。今年になって、病未満がいくつもやってきて、軟弱者になってしまいました。
おかげさまで、回復傾向です。
早めに手を打って正解だったようです。

みなみさんは発熱ですか?
疲れがどっと出たのでしょう。ゆっくり休め、という神様の暗示かも。
連休の後半はお楽しみ♪もあるようですから、今のうちにしっかり養生してください。

投稿: 海実子(みみこ) | 2010/04/28 22:24

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