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東京マラソン2012 【当日編 5】

日比谷へ戻ってきた。
日比谷の交差点を大きく回りながら右折。
左側に、ペニンシュラホテル。

この先は、知っている場所なのでワクワクする。
ガードをくぐって有楽町、そして銀座へ出る。

銀座4丁目の交差点を左折。
またここで、浅草方面から戻ってくるランナーとすれ違うことになる。


さすがは銀座、応援の多いこと。
何重にもなった人垣から声援が送られる。


2009年のときは、事前にここを試走した。
なーちゃんが試走に付き合ってくれると言うので、銀座⇔浅草の約15kmを一緒に走った。
一緒だったので、それなりに楽しかったのだけれど、休日朝の道路は人通りも少なく、
もちろん応援などなく、コースの地理が良くつかめなかったり、ちょっと風があったりして、気持ちとしては辛かった。
ただ、試走で走りきったということが、自信には繋がった。
あの時、なーちゃんと一緒に走りきったのだから、戻ってこられるはず。
そう思って走っていた。

2009年は10km過ぎに体調不良に陥り、その後徐々に回復していて、この辺りでは気持ちも持ち直していた。
遅くてリタイアするなら、後ろから回収されるまで = もうダメと言われるまでは、自分の脚で前へ進もう。
決して自分から終わりにはしない。
そう思って走っているうちに、もちろん速くは走れないのだけれど、前へ進める。
そしてこの辺りでは、もう諦めきって、下を向いて歩く人ばかりだった。

『 前を向いて行きましょう~。
 最後まで諦めずに行きましょう~。』

追い抜く度にかけながら走っていった。
私の言葉にはっとして、「はいっ!」と言って走り出す人もいた。
走り出してついてくる人もいた。

『 前を向いて行きましょう~。
 最後まで諦めずに行きましょう~。』

・・・どこかで聞いた言葉だな。

そうそう。いつもなーちゃんが、豊洲の応援ポイントで発している言葉。
(実はもっと厳しい・笑)
いつの間にか、私にも刷り込まれていたらしい。

途中、30kmの関門だったと思うが、後で調べたら、関門通過がギリギリ2分30秒前だった。
そんなこと気づかないまま、まだ後少しでも、時間があるなら大丈夫。
そう思って、ただ前へ進んでいた。

2009年はそんな走りだった。



今回も、試走のときのように辛くなっちゃうかな?
あの時走りきれた自信はもう過去のもの、今回は脚が止まっちゃうかな?

そんな不安が、なかったわけではない。
それでも、一緒に走っている人がいて、周りからの応援があって、反対側を走る仲間を探したりしていると、楽しくて前へ進むのが辛くない。

ここでもまた、cocoさんと監督のペアを見つける。
2人ともとても元気で、足取軽く進んでいた。

向こうの端っこに、ikitakeさんを見つけて呼んでみたが、聞こえなかったらしい。
ピンクの大きな水玉ジャージに、ピンクの派手なハットは、やっぱり目立っていた。
そして、とっても似合っていた。

浅草まで来ると、どどーんとスカイツリーが目の前に飛び込んできた。
ここで停まって写真撮影しているランナーも多かった。

そして雷門。
沿道の観客が、乗り出すようにして応援してくれた。
雷門で右折すると、正面にスカイツリーが見える。

やっぱりここで、1枚くらい写真を撮って置こう、ということになった。

2012_2

この頃、薄日が差してくる気配。

すっかり上に出来上がったスカイツリー。
このスカイツリーを見ながらの東京マラソンは、今年が初回だよ。

浅草を回って、来た道を戻り始めると、正面から日が差し来てまぶしかった。
少しの間だけサングラスをかけたが、すぐに雲に隠れてしまった。
その後、日が差すことは一度もなかった。

来た道を戻るのは、やっぱり飽きる。
ただ、初めての道ではないので、前回のことを思い出したり、来るときのことを思い出したりしながらおしゃべりすると、さほど苦しくもなく前へ進める。

そして、浅草橋にさしかかったとき、竿の先にTシャツを掲げて応援している男性がいた。
このTシャツ、前にも見たことあるような・・・。
と思った矢先、その隣にいた女性に呼び止められた。

imusamさんだった。
(imusamさんと、竿の男性がお仲間だったかどうかは不明)
そうだ、浅草橋と言っていたっけ。
良く見つけてくれたなー。

ここでキャラメルをいただく。
一緒のオータムさんにも飴玉をひとつ。
甘いものが入ったら、ちょっと元気が出てきた。

imusamさんに送り出してもらい、やがて30km関門を通過。
もうあまり時間の心配はないらしい。

この辺りから、オータムさんが脚が攣りそうだと言う。
攣り対策の薬も飲んでみたそうだが、やはり朝の寒さや、なかなか体が温まらないまま走ってきて、脚の疲労も速かったのかもしれない。

この辺りでは、応援の人がコールドスプレーを持っていて、使わせてくれた。
オータムさんも借りて使ってみる。
攣りそうな感じが楽になるらしい。

33km辺りで、とうとうオータムさんの右脹脛が攣ってしまった。
どうするのが良いのかわからないのだが、姿勢を変えると強く攣りそうに感じたので、攣っている脹脛をさすってみる。
しばらくさすっていると、楽になってきて進めるというので、ゆっくりと進む。

の、途端。
知り合いの顔を見つけた。
湘南の みゅ~さん だった。
ということは、ここは エイド333。
リンクしていながらなかなかお目にかかることのなかった あきかちゃん のエイドだった。
ぺぺさんもいる。
攣った話をすると、コールドスプレーやスポーツドリンク、アミノ酸サプリメントが出てきてケアしてくれた。
コレが良かったのか、オータムさんも回復。
気を取り直して前へ進む。

もう後は、焦らず行くことにする。
今までも焦ってはいなかったが、ゆっくり行っても、関門に引っかかる心配はないことがわかったので。

この先、どの地点に誰がいるか、それを考えると結構忙しい。
それを楽しみにしながら前に進む。

そして、にぎやかな銀座に戻ってきた。
銀座で左折し、晴海方面へ向かう。
ここは思っていたより長い。
建設中の歌舞伎座の前を通り、築地場外が見えたところで左折する。
その直前に、多摩川丸子組の幟を見つける。
2009年の時と同じように、そこには りこさん が待っていてくれた。
りこさんとハグして、元気を貰う。

左折して右手に築地本願寺。
そのまま進むと、思いもかけない言葉が耳に入った。

『 お味噌汁、ありますよ~ 』
疲労の体に丁度良いタイミング、ということで、お味噌汁をいただく。
その、美味しかったこと!!!
なんというナイスアイディア。

お味噌汁をいただき、元気を出して前へ進む。
そして右折すると・・・目の前には!!!


佃大橋登場。
最大の昇りへ突入!!!

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コメント

日比谷~浅草~銀座は気持ちの糸も切れているのか。。。いつも凄く辛い気がします。う゛~ここで頑張れると違うのかな~といつも思うんですが。。。

私もお味噌汁いただきました。少ししょっぱかったけど、温まったし美味しかったです。後からおむすびもいただけばよかったと思ったのは私です。。。

投稿: Naomi | 2012/03/22 21:06

♪ Naomiさん

日比谷~浅草~銀座、やっぱりNaomiさんも辛いですか?私だけじゃないんだ、ホッ。
あそこがもっともっとワクワクしながら走れるようになったら、ゴールはもっともっと楽しいですね。
お味噌汁は、塩分と水分補給に、とっても良かったと思います。美味しかったし、元気が出ましたね。
おむすびもありましたか!?そうだったんだー!!

投稿: 海実子(みみこ) | 2012/03/29 22:39

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